2012年03月05日
鹿菅

こちらの本はその名のとおり、豊川とその支流にまつわる物語を紹介しており、
たいへん興味深く読ませていただきました。
中でもおもしろかったのが鹿菅のお話。
豊橋の魚市場に行くときに、かわった地名だなと気になってはいました。
なんでも縄文時代には豊川下流域は遠浅の海で、このあたりが海岸線だったそうです。
近くに瓜郷遺跡というのもあります。
平安時代の豊川は河口に島や州が多く点在し飽海川と呼ばれていて、志賀須賀(鹿菅)というところは
歌枕にもなるほどの名所だったということです。
どんなだったか見てみたかったですね。
Posted by 吉良屋 at 00:57│Comments(0)
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