2014年09月07日
豊川の天然すっぽん入荷しました

京都の懐石料理店では、お月見の趣向のこともあって、九月はすっぽんをよく使います。
満月豆腐、ということで玉子豆腐を丸く抜いたものと、すっぽんを合わせるのが定番です。
また、すっぽんのことを 「丸」 と呼んだりもします。
ということで、魚屋さんに頼んでおいたので、ひさしぶりにすっぽんを購入いたしました。
お店をはじめたころはよく使っていたのですが、年配の方で苦手という人も多かったり、
あと年々さばくのが嫌になってきたので、最近はあんまり使わなくなりました。
魚も生きているのを締めるのは苦手なのですが、すっぽんは手足もあるし、目も合うので、
よけいと気が重くなりますね。
お肉なんかは特にそうですが、お店に行けばすごくきれいにされて売られてますが、
たまにこんなことすると、普段目にしたくないことをしてもらってるんだなと改めて感じます。
さて、今回は1.4キロと0.8キロのもの二枚を購入しました。
上の写真は1.4キロのものですが、サイズとしてはそこそこ大きい部類で、身もよく肥えていたので
お肉や脂もしっかりついていました。
今回はスープをとることを目的にしていないので、5時間ほどかけてやわらかくなるようにしっかり炊きました。
煮凝りとしてランチでも少量お出していますので、ぜひどうぞ。
Posted by 吉良屋 at 10:27│Comments(0)
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